山梨県犬猫救助ポータル リトルキャッツ|特定非営利活動法人リトルキャッツ

避妊と去勢

飼い主として

恵まれない状況下に生まれてきてしまったことで、結果的に殺処分されてしまう犬猫の数は2009年現在、国内で年間約40万頭にのぼります。犬は年間約16万頭、猫は約24万頭。その多くは責任を持って飼うことができないにも関わらず産ませてしまったあげく、捨ててしまうという人間の身勝手さからうまれたもの。原因がわかっている以上、それは悲劇ではなく過失と言えるのではないでしょうか。殺処分の連鎖を断ち切るための第一歩は、まず飼い主が責任をもって不妊や去勢の手術を行うことにほかなりません。 早期に手術を行えば子宮および卵巣疾患や乳腺腫瘍の発生率低下につながるほか、精巣腫瘍や前立腺疾患の予防にもなります。メスの場合、最初の発情期前に不妊手術を行うと乳腺腫瘍の発生率がほぼゼロパーセントとなるといった報告もあるほど。病気の予防だけでなく、相手を求めて徘徊することによる事故や迷子の可能性も抑えられるほか、攻撃性も低くなるなど、不妊や去勢の手術にはさまざまなメリットがあるのです。「殺されるために生まれる」理不尽さを少しでも減らすことが飼い主の皆様に課せられた義務でもあると、リトルキャッツは考えています。
 

捨てられている犬猫がいたら

捨てられた犬猫の情報を保健所に連絡するだけで終わりであれば、それはほとんどの場合、殺処分へ直結していくことになるとお考えください。念のためご近所にも迷い猫であるかどうかなどは確認しつつ、仮に一時的にであっても可能なかぎり保護する努力をしていただきたいとリトルキャッツでは考えています。可能であればまずは最寄りの動物病院に連れていき、健康状態などを確認してあげてください。 保護しているあいだに不妊・去勢の手術を行うだけでも、それは「次に生まれて殺処分されてしまう命」の数を減らすという大きな意味があります。地方自治体によっては手術等に助成金を交付しているところもありますから、確認してみるのも良いでしょう。また、インターネット上には当リトルキャッツだけでなく、里親探しのためのネットワークが数多くあります。多くの人々が熱意を持って捨てられた犬猫たちを救おうと活動していますから、くれぐれも「ひとりで手に持て余してしまう」と焦らずに。サポートしてくださる方々とともに、少しでも捨てられた犬猫の命を救っていただきたいと願っています。

 

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